アメリカンとカフェインのお話
今日 豆の配達中聞いていたラジオの某メーカーCMで
運転に疲れた時の1杯のコーヒーについて
〝アメリカンコーヒー〟のこと言ってました。
「アメリカンは味が軽いけれど、焙煎が浅いからカフェインは多め…」
そう! 浅煎り=カフェイン高め
…と自分も以前はそう思っていました。
でも本当はね…
「浅煎りも深煎りもカフェインは変わらない」
というのが正解です。
珈琲は焙煎の進行でカフェインが減少するのは本当です。
なので深煎りの方がカフェインが少ないと
つい思いがちですが、
実は深煎りすると体積は増えて質量は減少します。

シナモンローストとフルシティーロースト
なので、メジャースプンで計量する場合、
〝同じ1杯〟 でも浅煎り豆と深煎り豆とでは量が違います。
見た目同じ量なら、浅煎りの方がたくさん (重く) 入っているということです。
これ結構ポイントです!
なので、ちゃんと計量して淹れると結果カフェイン量に変化は無い
ということですね。
もうアイスコーヒーの季節は過ぎましたが、
特にアイスコーヒーの場合、深煎り豆を使うことが多いので
「あれ?薄いかな??」
と感じられた場合、それは使用量が足らなかったのかもしれませんね。
今頃言うな~
と、お叱りを頂くかもしれません(汗)
深煎り珈琲がお好きな方、是非覚えておいてくださいませ。

にほんブログ村

奈良県 ブログランキングへ
スポンサーサイト
コメント
ありがとうございます。
2015-10-14 22:53 てのりぱんだ URL 編集
もしご興味あればですが
コーヒー「こつ」の科学 石脇智広著 柴田書店
という本があります。
珈琲博士の本ですが、こちらにもカフェインについて掲載されています。
他にも勉強になること満載ですのでオススメです。
2015-10-15 12:49 香豆舎 URL 編集