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2023/03/16

まちのカフェVIVO(新大宮)

ありがたいことに

今日もバタバタさせて頂いております。

自営業は暇より忙しい方が良いに決まってます。



しかも今日は、WBCイタリア戦



街中の人たちが、自分と同じように、

夕方、テレビの前にスタンバイするために

あわただしく動いている気がしました。



頑張れ日本!




なので、今日のお昼ご飯はサンドイッチにしよう!

という事で、奈良市新大宮にある 「まちのカフェVIVO」 さんで…



vivo.jpg
ハンバーグサンドと野菜サンドを贖いました



VIVOさんは、社会福祉法人 ms(エムズ)ねっと の直営店です。

障害を持つ人の就労施設でもあります。

各パートを責任もって丁寧に作業されるので、

非常にハイクオリティーな商品が、かなりリーズナブルな価格で

購入することが出来ます。


しかも、美味い!


パンも自家製、全て既製品は使用しないで作られます。

何といっても、セントラルキッチンがあるくらいです。

是非、ご利用頂きたいお店のひとつです。


このサンドイッチと一緒にマキネッタでエスプレッソを淹れて

イタリア飲み干してやろうと思います(笑)
















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2023/03/02

お家のコーヒーを専門店以上に淹れる方法

いつものコーヒーを、専門店やカフェのレベルを超えた

あとくち甘くて、すっきりキレイな味わいで、

且つ、余韻まで楽しめる方法があるとしたら如何でしょう?


答えはあります


手間はかかります。

しかし、邪魔くさいことをした分、より美味しさを楽しめます。

時間のある時に是非どうぞ



先ず、使う豆を計量してください。


淹れ方1



次に、使う豆は最大の粗さで挽きます


淹れ方3



これを茶こしなどでふるい、微粉末を除去します

雑味や渋みの原因を除くわけです。

微粉末を除去してから、従来の粒度(グラニュー糖くらい)で挽きなおします。


淹れ方4


未晒しペーパーの場合は、コーヒーをセットする前に

お湯をかけてリンスしてください

湯通ししたお湯を見ると、薄い茶色のお湯になっています。

サーバーの温めも兼ねるので一石二鳥です。


淹れ方2



湯通ししたペーパーに、グラニュー糖くらいの粗さに挽きなおした粉をセット

約90℃の適温のお湯(沸騰したお湯をドリップポットに移した温度)で

しっかり蒸らします。


淹れ方5


コーヒーは約98%が水分で、

たった2%のコーヒーエキスで香味を作ります。

〝ハンバーグ〟をつくるイメージで、しっかり蒸らしてください

抽出器具メーカーは多々ありますが、この蒸らし作業は全社共通事項です!

この蒸らし如何で、苦いコーヒーから甘さを醸し出します


淹れ方6


蒸らした後は、湯量をコントロールすることで濃淡の調節をします。

湯量を多くして早く抽出すればあっさり

湯量を少なくしてゆっくり抽出すればコクある濃厚な味わいに。

2杯抽出で2分半~3分くらいを目安にしてみてください。



ポテンシャルの高い(ハイグレード)豆は、

最後の1滴まで落としても良いと思いますが、

そうではない豆は、ドリッパーにお湯が残っているうちに外して、

全て落としきらない方がよいと思います。


コーヒーカップも温めておいてください。

人間の舌は温度に敏感で、わずかな温度の違いで香味は全く変わります。


邪魔くさいですね。

1杯淹れるのに何分かかるか?

でも、期待は裏切らないと思います。








2023/03/01

三方良しで

あっという間に去っていく3月が始まりました。

3月は、何故、「弥生」 というのか?調べてみたら

木草弥や生ひ (きくさいやおひ) の「いやおい」から「やよい」と

なった説が有力らしいです。



いやいや今日の記事はそのお話ではなくて…


大変申し訳ございませんが、本日3月1日より

業務用卸の価格を改定させて頂きます。



改定に至る諸般の事情は皆さんご存じのとおりです。



コーヒーも良いモノは、人海戦術で作っていきます。

相手が農産物なので、意図して良いモノを作る! という考えを持たないと

良いモノは出来ません。



コロンビアロスヴォルカネス
コロンビアの農園



ケニア2
ケニア




最終仕入れ側がごねると、

生産に従事頂いてる彼らに迷惑がかかります。

というより、他に買ってくれるところへ輸出されてしまいます。



長い間、コーヒーに関しても、サプライチェーンに

視点は置かれてなかったと思います。

今は、携わる誰が欠けても輪にならなくなることを

みんなが周知して取り組んでいます。

良いモノを作って、適正な価格で


売り手良し、買い手良し、世間良し


最終的には近江商法に行きつくように

これからも取り組んでいきたいと考えております。









2023/02/04

マキネッタで直火エスプレッソ

週末土曜日

今週の仕事を終えたら、コーヒー〆です。

いつもはドリップですが、何故か今日は美味しいエスプレッソが飲みたくて

マキネッタを出してきました。



マキネッタ1



イタリアのご家庭には必ずあるという直火のエスプレッソです。

エスプレッソマシンとは蒸気圧が違うので、

クレマ(表面の泡)は、うまく出せないのですが、

それでも濃厚コーヒーエキスのエスプレッソは美味い




マキネッタ4


マキネッタ5



メッシュ(粗さ)、タンピングなど、バリスタさんの経験とノウハウで

美味しい1杯が出来るのですが、

如何せん、俄かに淹れると、なかなか難しい




マキネッタ2


タンピングをするパターンと、

本場イタリアでは、タンピングしないで、山盛りのコーヒーのままセットするという

家庭とか、地域で淹れ方が違うようで、

それが、それぞれの美味しさになっているようです。


マキネッタ3



日本人の場合、分量とか、粗さとか、水量とか、火加減とか

色々とルールを決めたいところでしょう。



でも、本場では、そんな蘊蓄は不要!



要は、飲む人が美味しくて喜んでもらえれば良い

コーヒーって本当はそうあるべきですね。



マキネッタ7


最後の楽しみは、カップの底に溜った砂糖、

これをスプーンで食べるのですが…


滅茶苦茶美味


マキネッタ、ちょっと極めてみようかな

ごちそうさまでした。










2023/02/02

節分の恵方巻とブルーマウンテンのリンク

明日は節分ですね。

節分とは、季節を分けることを意味していて

その季節が切り替わる前日が節分。

つまり、冬、最後の日です。

そして、翌日2月4日は〝立春〟です。



暦の上では、春が来ます!



いつ頃から始まったのでしょうか?

節分は、恵方を向いてしゃべらずに巻き寿司かぶりつく…

ちょっと調べたら

大阪の商人や芸子が商売繁盛を祈願して、

節分に巻き寿司を食べたのが始まりという説が有力らしいです(諸説あり)



土用にウナギ

バレンタインにチョコレート

ホワイトデーはマシュマロ(笑)



coffee1




実は、コーヒーも企業戦略でメジャーになったものが存在します。

それは「ブルーマウンテン」


今でこそ Made in Japan はブランドですが、

昔は、舶来品が珍重されていました。


そんな時代に、イギリス王室御用達コーヒーとして

売り出されたのがブルーマウンテンコーヒーです。


ブルマンの原産国ジャマイカは昔、イギリスの植民地だったので

そこで産出されるコーヒーは、本国イギリスに当然の如く送られていた…


なので、きっとエリザベス女王も召し上がっているはず

で、イギリス王室御用達の舶来ものとして

日本でブルマンを売り出したら、今のようにブランド化した

というのが経緯です。


昔の人は、知恵を絞って色んなものを

売る努力をされていたんですね。

頭が下がるし、見習うべきところもありますね。