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2010/03/10

酸っぱいコーヒーはいや!

 「酸っぱいコーヒーはいや!」

良くお聞きする声です。
でも近頃では 「酸味のあるコーヒーをください」 という声が多くなっているのも事実なのです。

この〝酸っぱい〟と〝酸味〟とはどう違うのか?
日本語では果物のフルーティーな酸味も、酸化して劣化したすっぱさ(渋味に近い)も
同じ〝酸っぱい〟でしか表現が無いように思うのです。

過去の経験から「酸っぱいコーヒーはいや!」と言われる方の大部分は、酸化して劣化したすっぱいコーヒーを
召し上がっています。ここでいうコーヒーの酸味は、良質の酸(Acidity)のことで、まろやかな酸味が
ほのかな甘味に変化して、あとくちさっぱりする味覚のことです。

コーヒーはコーヒーチェリー(果実)の種子を焙煎するので、フルーティーな良質の酸味(Acidity)があります。
特に「Specialty Coffee」はこの〝酸〟なくして語れないんですネ。
「酸味のあるコーヒーをください」という方が増えている事は、とても良い傾向です!

CACBF254.jpg イエメン モカサナニ を焙煎しました。

この良質の酸味(Acidity)が焙煎によって醸し出されるポイント。
深く煎りすぎた苦味だけに掻き消されない焙煎度合が香豆舎の焙煎度合です。

CAYGM8KQ.jpg

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