お家で簡単焙煎

昨日は焙煎&珈琲教室をしました。
遠方から、わざわざお出で頂き本当にありがとうございました。感謝感謝
焙烙(ほうろく)<お茶を煎じる器> で、コーヒーを焙煎される方を知っておられ
ご自分でもコーヒーを焙煎してみたいというご要望もあって、いわゆる煎り器で焼いてみました…


方法① 「焙烙」(ほうろく)
家庭用のセラミック焙煎器です。簡単にガスコンロで煎る事が出来ます。
火にかけてしばらくすると色つき、やがてパチパチ(1ハゼ)とはじけ出し始めます。
その後は、余熱で好みの煎り具合まで…
方法② 「ごま煎り用の器具」
メッシュの蓋(ふた)があるので、〝チャフ(生豆表面に付いている薄皮)〟が飛ぶことはありません。
生豆約30gが約4分ほど(メーカー報告)で焙煎できます。
火が当たる部分はメッシュになっていないので、比較的焦げにくいのがメリット
方法③ 「銀杏用の器具」

これもメッシュの蓋(ふた)があるので、〝チャフ(生豆表面に付いている薄皮)〟が飛ぶことはありません。
全面メッシュになっているので、生豆に直接火が当たって焦げやすい
方法④ 「サンプルロースター」
購入価格は驚くほど高いですが、200g前後までの焙煎がより本格的な焙煎に近づきます。


いずれの焙煎も自分好みの焙煎度合まで煎ると、必ず扇風機やうちわで急冷してください。
各煎り器の焙煎時間は、とても短い案内(約4分)がしてありますが、それでは美味しく煎れてないと思われます。
例えば上記のサンプルロースターで焙煎すると、量にもよりますが余熱時間も含めて約10~15分かかります。
この約10~15分という〝時間〟がとても重要なのです。

余熱→生豆投入→水分を飛ばす(乾燥) →1ハゼ(パチパチ音)→2ハゼ(ピチピチ音)→煎り止め→急冷
お家で珈琲を焙煎する時は、じれったいくらい水分を飛ばす事に時間をかけて欲しいと思います。
表面だけが焦げる心配がなくなるし、煎りムラが少なく美味しく焙煎できます
・失敗例
テフロンのフライパンでやってみたのですが、これはオススメ出来ません。
〝チャフ〟と呼ばれる生豆に付いている薄皮が飛び散って、台所がえらいことになるからです

更には、表面だけが焦げて中まで火が通っておらず大失敗
一度是非、自分で焙煎したコーヒーを飲んでみてください!
ご興味ある方には 焙煎教室 を開催しています。

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