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2011/06/06

ケニアコーヒーカッピング会報告

昨日は、神戸 マツモトコーヒーさん で開催された

「ケニアコーヒー カッピング会」 に参加してきました。


驚いた事に、関東から飛行機でわざわざ来られた参加者もいらして、

Specialty Coffee を扱う上で、カッピング の能力がいかに大切かという事を

あらためて気付かされました。

奈良から2時間くらいで伺えた事は、非常にラッキーな事です。


内容は、ケニア のみ 11種類をブラインドカップしました。

同じ原産国のコーヒーをこれだけ集められるのも凄いことだし、

同じ原産国でも、これだけの違いがあるのか… という事を体験出来ました。

カッピング1

先ずは、コーヒーの色合いを見てから 「フレグランス/アロマ」 のチェック。

粗挽きした粉の香り、お湯を注いだ時の香りを判断します。

さわやかな明るい酸味特性、ダークチョコ・バニラ・花っぽい など

アロマがあるモノが高い評価を得ます。

そして、口に含んだ時の舌で感じる味覚と、鼻から抜ける香りを判断。

柑橘系・アップル・フローラル・ワイン・チョコ など印象度の高い風味特性が高評価に。

これが「フレバー」の審査項目で、香りだけでも3つの項目がある事が分かります。


SCAAカッピングフォーム↓
file_20060928T234519078_convert_20110606103408.jpg

石光商事 コーヒーチーム アフリカ担当石崎さんによる分かりやすい解説もあって、

スペシャルティーで高く評価される 「Acidity」 酸味特性についても良く理解できました。

コーヒーの総合的味覚のバックボーン、

口の中で明るく広がり、さわやかに甘さのうちに消えてゆく… という感覚の

強さだけではなくて、その 「質感」 も感じて判断することで、それぞれの違いが

明らかに分かりました。

カッピング3

カッピングの後は、ケニアの産地情報 の解説。

タンザニアとの比較をしながら流通経路や生産状況の話は、なかなか聞けないお話です。

同じコーヒー生産でも「生産ガイドライン」の有無で、生産内容が変わってくる… 

そんな当たり前のような事でも確認ができるコーヒーであれば安心して使う事が出来ます。



更にお土産まで頂きました…

・ギチャサイニ(Gichatha-ini) ・カラチナ(Karatina) ・カロゴト(Karogoto) ・ゲツヤ(Getuya)  

どれもこれも淹れる事が楽しみなコーヒーです。

近いうちに豆屋 でもいずれかの豆を扱いたいと考えております!

乞うご期待













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