アメリカで珈琲が普及したのは実は…。
実は、今日は 珈琲 に関係の深い日でもあるのです。
それは…
今からさかのぼること 241年前 に起こったアメリカのお話ですから
合衆国として独立する前のことです。
それは 「ボストン茶会事件」 です。

google 画像 から
今でこそ、アメリカで愛飲されている嗜好飲料といえば「珈琲」ですが、
当時は宗主国イギリスの影響もあり、紅茶の方が普及していました。
そんな本国が、コーヒーの貿易競争でオランダやフランスに敗北したことで、
紅茶貿易に切り換え、
「茶税法」 という紅茶に対して重い税金と値上げをしかけて来たことに
マサチューセッツ ボストンの植民地住民は怒り心頭、
ボストン港に停泊中の東インド会社の船から紅茶の茶箱を
海に投棄したという事件が起こりました。
そして、この事件がきっかけとなり
アメリカは、イギリスからの独立の気運が高まり独立戦争へと進むことに。
そして、紅茶よりもコーヒーを好むようになっていった…。
今日12月16日は、そういう日なのです。
ピンポイントでこの事件だけを見ても面白くありませんが、
〝流れ〟 として追って行くと興味深いところがあります。
更にこの「ティーパーティー」という言葉は、
「ボストン茶会事件」が語源で、アメリカ保守系の 『増税するな!!』 というような
市民運動の集まりにもなっているようです。
歴史の勉強って流れを見ると ナルホド となるのですが、
●●年 ●●事件 みたいな覚え方すると、ちっとも面白くありません。
何で今頃気づくかな…

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