古代史のススメ
久しぶりの本ネタです。
春秋は外カフェ出店や珈琲教室開催のご依頼で
ゆっくり本屋めぐりをする時間もままありませんので
家にある在庫を読みなおす
ということになってしまいます。
今、読みなおしている本のひとつが…
「古代史の真相」 黒岩重吾 著 PHP文庫

きっと古代史には興味が無い方の方が多い
と思うのですが、
奈良に長年住んでいると、知っておいたほうがきっと役立つ
そんな動機からちょっとずつ色んな関連本を読み出して
今は結構ハマっています。
良くパワースポット云々と言われます。
例えば○○のお願いはどこどこのお宮さん という風に
神社参りはするけれど
主祭神まで知ることはなかなかないと思います。
その主祭神さま…
古代史には不可欠な記紀(古事記・日本書紀)に登場されている事が
非常に多いのです。
もうすぐ初詣に行きますよね。
その時、お参りする神社の神様が
どんな神様で、どういう経歴でどういうジャンルがお得意なのか…
予習してからお参りする方が、
きっとご利益あるように思えて仕方ありません。
そして並行して読んでいるのが
「物部氏の正体」 関祐二 著 新潮文庫

日本で一番神格が高いといわれる伊勢神宮の主祭神
アマテラスオオミカミ
こちらもパワースポット中のパワースポットです。
このアマテラスの弟スサノオとその子孫オオクニヌシノミコトが
地上界を平定したのち
天界のアマテラスに国譲りして降臨してきたのがニニギノミコト
その子孫がカムヤマトイワレビコノミコトの神武天皇。
神武が九州から東征してヤマトへ入ろうとしたら
既に天界から降臨していたニギハヤヒノミコトという神がいた!
そのニギハヤヒこそ物部氏だったのでは?
自分の中では犯人の分からないミステリー小説を
読んでいる感覚にさせてくれるのが古代史だったりします。
今年の冬至まであと少しですが、
日没が一番早いのは今の時期だそうです。
冬の夜長、答えが未だ見つからない古代史
読んでみるのはいかがでしょうか…

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