忘れてはいけないこと
土曜日の「ほっと市」でのこと
三線 のミニLIVEがありました。
沖縄出身のうら若き女性が奏でる三線はホンモノ
とても良かったのですが…
彼女曰く
そのイベント翌日の6月23日は
先の大戦で、日本軍の組織的戦闘が終結した日で
沖縄の人達にとって特別な日の慰霊の日だという事を、
皆さん是非知っておいてください!…
LIVEの途中で彼女がそう教えてくれました。
同じ日本人として終戦記念日しか意識しない自分が
恥ずかしく感じました。

戦争で被害を受けた方々は何も沖縄に限ったことではありません。
事実、自分の祖父もフィリピンで戦死しています。
なのに、沖縄の人々のような意識は日頃ほとんどありません。
そして、昨日のイベント(6/23慰霊の日当日)では
沖縄出身、奈良在住の方と、その慰霊の日のお話を少しすることが出来ました。
その方は、沖縄県北部出身の方で、
住んでいたころも、県南部の所謂、アメリカ軍が上陸してきた激戦部には
行けなかった(行きたくなかった)とおっしゃっていました。
ここ最近になって(戦後70年を過ぎ)ようやく行けるようになったのは
生き残った人たちの戦没者の方々への慰霊の気持ちが
70年以上祈り続けてきて、
ようやく伝って来たからなのでは? とおっしゃっていました。
過去の経験を活かし発展させてここまで来た日本
悪しき過去の経験は、良いように活かすためにも
忘れてはいけないことがあるのだ
そう思わされた土日の「イベント出店でした。

にほんブログ村

奈良県 ブログランキングへ
スポンサーサイト