本日の焙煎

明日納品の モカ サナニ を焙煎しました。
そもそも“焙煎”ってどんな風にしているのか? 今回upしてみます。

大量に焙煎するコーヒー屋さんは、このまま焙煎機に投入します。
でも、我々マイクロロースター(小さな自家焙煎豆屋)は、このままでは焙煎しません。

美味しいコーヒーのためには “ハンドピック” という作業が欠かせないからです。
“ハンドピック” とは、混入していると美味しくない豆を取り除く作業の事です。


1人前のコーヒーを淹れる時、約10gのコーヒー豆を使いますが、粒の数で約60~70粒あります。
この約60~70粒の中に、例えば1~2粒でも欠点豆が含まれると、そのコーヒーの香味は損なわれる
といわれています。
美味しいコーヒーを飲んで頂くためには…
“ハンドピック” = 欠点豆(焙煎しても美味しくない豆) を取り除く作業が不可欠なのです。

焙煎後にも明らかに分かる欠点豆を取り除きます。右の豆が欠点豆です。
普通スペシャルティーコーヒー豆は、ほとんどハンドピックをする必要はありません。
それは生産農園が、きっちりと生産管理しているからです。
今回のイエメン産モカは、自然農法というか認証は受けてなくてもオーガニックなのです。
なので、若干 欠点豆がありました…



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