週末の愚痴
今日は珈琲大手商社の偉い方が来てくださいました。
わざわざスイマセン… 恐縮です(汗)
エルサルバドルへ行ったとの事で、
お土産がわりに現地で撮影したコーヒーチェリーの写真をくださいました。
それがこちら

コーヒーチェリーと呼ばれるだけあってホントにチェリーのようです。
このままでも滅茶苦茶美味しそうです。
…珈琲にまつわる様々なお話し中で 「有機珈琲」 の話題になりました。
香豆舎 もJAS有機認証豆は仕入れることがあります。


だからといって、JAS有機認証珈琲 や オーガニック、無農薬 として販売することは
できません。
それは、有機認証珈琲として販売するには、
正式には厳格な取り決めがあるからです。
「有機加工食品の製造業者認定」
を取得しないといけないし、それを受けるための規定や方法もあります。
認定を受けて初めて、それを証明するラベルを付けて
初めてJAS有機認証 はうたえるのです。
しかし…
認証を受けなくても、お店でカップコーヒーで提供する場合はOKで
豆販売はダメ
そんなファジーな部分もあるようです。
ややこし~ 分かりにくい~
分かりにくいというのでは、今は〝ほとんど無い〟と思いますが…
例えば、ブルマンNo.1 じゃない豆を ブルマンNo.1 として販売したり
→ ブルーマウンテンとは(UCCさんのページ)
珈琲以外でもこれに似たことで、無農薬 や オーガニック という商品も出まわっていたようです。
→ JETRO HP
実際、見分けがつきにくい
なので、輸入量生産量の何倍も流通していたようで… (情けない)
こういうことが起こる故に、認証する側の規定が厳しくなるのだと。
因みにですが…
有機珈琲は必ずしも〝美味しい〟とは限りません。
農産物はどうしても手間がかかりますが、
手間をかけず何もしないから 有機 というモノもあるからです。
反面、有機野菜では意図的に美味しくされている場合もあります。
化学肥料ではない例えば〝油粕〟をたくさん撒くと甘味が増すそうです。
こういう有機野菜を食べたら
「やっぱり有機は美味しい!」 となるようです。
なんだか微妙です。
また、有機 と表記できる 「使用可能農薬」 もたくさんります。
農薬工業会のHPにこんなのがあります。
コチラ→ http://www.jcpa.or.jp/qa/a2_13.html
おいおい!
こういうことを言い出すと、あらゆる製品の裏面表記のこととか
買う側が本当は知らないと怖いことたくさんありますね。
こういうことがあるから
「消費者も賢くならないといけない」 と言われます。
「買う側にも選んだ責任がある」 とも。
いつから日本はこんな世知辛いこと言うようになったのでしょうね。
週末の愚痴でした


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