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2023/03/02

お家のコーヒーを専門店以上に淹れる方法

いつものコーヒーを、専門店やカフェのレベルを超えた

あとくち甘くて、すっきりキレイな味わいで、

且つ、余韻まで楽しめる方法があるとしたら如何でしょう?


答えはあります


手間はかかります。

しかし、邪魔くさいことをした分、より美味しさを楽しめます。

時間のある時に是非どうぞ



先ず、使う豆を計量してください。


淹れ方1



次に、使う豆は最大の粗さで挽きます


淹れ方3



これを茶こしなどでふるい、微粉末を除去します

雑味や渋みの原因を除くわけです。

微粉末を除去してから、従来の粒度(グラニュー糖くらい)で挽きなおします。


淹れ方4


未晒しペーパーの場合は、コーヒーをセットする前に

お湯をかけてリンスしてください

湯通ししたお湯を見ると、薄い茶色のお湯になっています。

サーバーの温めも兼ねるので一石二鳥です。


淹れ方2



湯通ししたペーパーに、グラニュー糖くらいの粗さに挽きなおした粉をセット

約90℃の適温のお湯(沸騰したお湯をドリップポットに移した温度)で

しっかり蒸らします。


淹れ方5


コーヒーは約98%が水分で、

たった2%のコーヒーエキスで香味を作ります。

〝ハンバーグ〟をつくるイメージで、しっかり蒸らしてください

抽出器具メーカーは多々ありますが、この蒸らし作業は全社共通事項です!

この蒸らし如何で、苦いコーヒーから甘さを醸し出します


淹れ方6


蒸らした後は、湯量をコントロールすることで濃淡の調節をします。

湯量を多くして早く抽出すればあっさり

湯量を少なくしてゆっくり抽出すればコクある濃厚な味わいに。

2杯抽出で2分半~3分くらいを目安にしてみてください。



ポテンシャルの高い(ハイグレード)豆は、

最後の1滴まで落としても良いと思いますが、

そうではない豆は、ドリッパーにお湯が残っているうちに外して、

全て落としきらない方がよいと思います。


コーヒーカップも温めておいてください。

人間の舌は温度に敏感で、わずかな温度の違いで香味は全く変わります。


邪魔くさいですね。

1杯淹れるのに何分かかるか?

でも、期待は裏切らないと思います。








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