2012/02/02

伝えると、伝わる

自分が珈琲に携わって間もない頃、

珈琲豆の事、お店の運営上大切な事柄 など

右も左も分からなかった時のお話しです。

coffee2.jpg


そのお店は、経営者の方がお年を召してもう閉店されたのですが、

そのカフェのカウンターでひとり珈琲を飲んでいました。

お客は自分ひとり。

でも居心地が良かったので、その後も時々お茶しに通ってました。


いつもの光景…

洗いものをする音、音楽、タバコの匂い、聞こえてくるたわいもない会話、

新聞と立ち読みするけどなかなか買わない月刊誌の数々…


ある時ふっとおもいました。

何故 居心地イイのか?

駆け出しの珈琲豆屋でしたが、それなりに分析しようと思いました。

でもその時は目に映るモノしかわかりません。

シュガーポットはピカピカで、中のグラニュー糖はさらさら。

白いコーヒーカップは真っ白。

カウンターの照明器具の傘、バッグ棚のガラスもピカピカ。

壁紙はタバコで茶色くなってましたが、

木の椅子やテーブルも古いけど磨かれたキレイさがありました。


掃除大変やろなぁ…


と思っていたら、隣の常連さんが、いつもキレイやなぁ…とポツリ。

お客様を迎えるお店なので、キレイなのは当たり前。

でもそのキレイさが 「伝わる」 所までにしようとしたら大変です。


「伝える」 は、お店側からの発信です。

でも 「伝わる」 は、お客様が感じ取ること。

繁盛してるとか、長く愛されるお店は、

この伝わってくるモノを感じ取れる部分が沢山あるのでしょうネ。

それが店主さんの人柄とか、お店への取り組み方なのでしょう。

「イイ空気」 が 伝わってくる から、

例えばノーゲストでも入り易くて、居心地がイイのかもしれません。


お店を巡るとき、そのお店からの無言のメッセージを探したり感じたりと

伝わってくるモノを探しにし行くのもひとつの楽しみかもしれません。















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